生活保護の受給はいけないこと？
今日もできるだけ結論から
生活保護は
「生活保護法」とは
「生活保護法」男女共同参画庁
日本国憲法第25条の「生存権」の理念に基づき、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ必要な保護を行い、最低限の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とした法律です。
生活保護制度について、規定しています。
とされている国の制度です。ですから、これを受けること自体は、資格があれば何の問題も無いと考える「ネトウヨ」と呼ばれた人として考えています。精神疾患で働けない→収入源が絶たれる。となれば、当然、申請して支給してもらわなければなりません。批判を恐れて命を落とす必要は全く無いですし、そもそもが、そういった事の無いように制定された法律です。
他の社会福祉のシステムも含めて、私は日本はとても優れていると思っている点でもあります（多分、外国なら現時点で人生アウトになっていたんじゃないかと…）
生活保護受給者が叩かれる？
一時、生活保護受給者が叩かれていたイメージが強かったと思います。私も、そう言うポストをXでしていました。しかし、その対象は「正当な受給者」に対するものではありません。叩いた対象は以下のように分類出来ます。
- 実際には収入源があるのに、それを隠して不正受給している人
- 自分は充分な収入がありながら、親族（親など）を唆して受給していた人
- とある政党が生活困窮者と役所に同行し、申請を行い、保護費から党員費を受け取っていたこと
（当該の政党は否定） - 国民の権利として規定されているのにも関わらず、働かない外国人の生活費になっていたこと
です。いわゆる「不正受給」に対して叩く（怒りです）と言うことをした訳です。また、この他にも、いわゆるホームレスで仕事にあぶれ始めると障害年金などよりもハードルが低い（らしいのですが）生活保護を申請しているケースも多いようです。ですから、少なくとも一般的な人やネトウヨと呼ばれる多くの人が「生活保護は悪」だとは思っておらず、特権とも思えるような形も含め不正受給を無くそうとしていたことは理解して頂きたいですし、寧ろ、生活保護が必要な家庭や人に充分に行き渡る事こそが大切だと思っています。
不正受給との線引は？
不正受給との線引は、本来、役所が行う行為です。が、その役所が慣例や通達で本来は受給資格が無い人に対して支給したり、あるいは「専門知識」を持つ特定政党の人の圧力に屈したり、阿ったりした事が原因だと考えています。いわゆる「抜け穴」が存在する訳です。この事で本来、受給が必要な人が受けられなくなったり、批判の矢面に立つような事が起きたことは残念でなりません。
（実際、生活保護を受けずに餓死された事件も起きていますから）
その為、生活保護を批判する人たちの多く（これはサイレントマジョリティーかもしれませんが）、不正受給に対して私のような素人でも、上の4分類を書ける程度に知識を持ったわけです。
ただ、その一方で「働かないで税金をふんだくる」とか「社会に甘えるな」と言うトンチンカンな連中がいるのも確かです。でも、彼らには「線引」が出来ていません。ただただ「一般人は働いてなんぼ」との概念で文句を言っているだけなのです（なので、ノイジーマイノリティーだと思っています）。
ノイジーマイノリティーこそ批判されるべき
先程来、書いていているように「生活保護」を受けることは恥ではありません。今は朧な記憶ですが親族などに支援の可否などの問い合わせが役所からあるようですが、その親族に支援ができないのなら、堂々と障害者手帳や障害年金と同様、受け取るべきです。
寧ろそれを阻害するノイジーマイノリティーこそが批判されるべきで、私自身がXで見かけている「甘えるな」とかの暴言を見つけるとアカウントを通報していたりします。こういった人には、障害者、特に見た目では判らない「精神疾患」の障害に全くの無知なのです。「無知は罪」と言いますが、本当にこういった暴言を投げつけるような無知は本当に罪だと考えています。
そして、もし本当にその人達が考える力と行動力を持つなら、先程の4分類に当たるようなケースに対してこそ行動すべきで、その為に役所に張り付いてでも阻止してほしいものです（😁）。
そんな私だって
私も、このBlogで寄付を募っていたりしますし、ボランティアで手伝っている会社が軌道に乗ってきたら、採用してもらえるようにと必死になっていたりします。出来るだけ生活保護の世話…できるだけ国の助けなしに自立して生活していたいと思っているのです。が、その希望が叶わなければ生活保護の受給も検討する必要があるでしょう。その時には堂々と申請するつもりです（😁）。
ただ、できるだけ
・納税者として生きていきたい
・家族を含め、世話になっている人たちに恩返しをしたい
・安心して治療を受け続け、寛解してみたい
・豊かな生活を取り戻したい（😁）
と思っているんです。そのために、心と相談しながら前向きに生きていきたいと思っています。
精神疾患での最大の不安だからこそ
精神疾患になってみて、最大の不安が「収入減」です。最初こそ、有給→傷病手当→団体保険→失業保険→障害年金などの収入源がありますが、徐々に、それらが細って行きます。私がうつになった要因と思う一つにも「このまま、この会社に居ても先細りで、どうしよう」と言う漠然とした不安が作用した可能性はありますから「お金」と言うのは、有れば安心ですし、無いと不安になります。そして過去の事を考えると悔やむことや思い出すのも辛い事も沢山出てきますし、将来の事を考えれば不安ばかりがつきまといます。だからこそ「最後の砦があるじゃないか」と生活保護を考えておいて「今、生きること」を大切にできればと思っています。
