「絶望の底」から一歩ずつ。うつ病と経済的な不安を乗り越えるためのロードマップ(その3)
【緊急対応編】心を落ち着かせ、まず繋がるべき「命綱」と「出血の止め方」
今回は、本筋としては第2回「緊急対応編」として書いていきます。投稿の目的は、「恐怖や焦りを和らげるための具体的な最初の一歩」です。その為に必要な事は、前回も挙げた専門家達とどうコミュニケーションをしていくのか?ということと現状の客観的価値現状の客観的把握が中心になります。に焦点を当てます。
前回のイントロダクションで、私たちは「状況は必ず変えられる」という希望を共有しました。
しかし、経済的な不安が渦巻く中で「状況を変える」と言われても、体が動かないのがうつ病の現実です。
そこで、今回は**「エネルギーがゼロでもできる、最小限の行動」、つまり、あなたの生活と心を守るための3つの「緊急対応」**に焦点を当てます。
これらの行動は、あなた一人で解決するのではなく、専門家や社会のセーフティネットに接続するための作業です。焦らず、今日一つだけ実行することを目標にしましょう。
1. なぜ「緊急対応」が最優先なのか?
よくXの中でも「最高の抑うつ剤はお金」というポストを見かけます。これは真実だと思います。経済的不安は劣等感=自己否定に繋がり、また様々なストレスを産み出すうつ病を始めとした病気にとって最大の「敵」「ガソリン」なのですね。そのため、緊急対応をとって行きましょう。この事で
- 病状の悪化を防ぐ: お金の不安によるストレスは、脳を疲弊させ、不眠や焦燥感を悪化させます。この悪循環を断ち切るために、まず不安の根源に光を当てることが必要です。
- 社会的な「命綱」を掴む: 適切な専門家につながることで、公的な支援やお金の制度を利用できる道が開けます。あなたは決して一人ではありません。
何もしたくない。できない中であっても、とても重要な仕事だと考えてみてください。こんなうっちーでも手探りで乗り越えてきた道です。きっと読んでいただいている方なら、もっと楽に乗り切れると信じていますし、この投稿が少しでも街灯のように道に迷わないで済むようになればと思っています。
2. 行動A:主治医に「お金の不安」を伝える
お医者さんと言うと「病気を治す人」と限定的に見ている方もいるかも知れません。しかし精神科のお医者さんは、様々な公的支援を受けるための「鍵」を持っている人です。なので
矢鱈と転院してはならない
と言うのがうっちーの考えです。前回の表でも書いていた自立支援では最低6ヶ月、同一のクリニックに通院している前提があります。うっちー自身、早い段階で自立支援制度を把握できていたので、転院するなら早めにしようと心に秘めていました。例え1回の診療でも費用が1/3になるなら、決して小さな費用ではありませんし、それを人質にして全く合わない先生に診察されていても、よくなる気がしなかったからです。それだけに所謂「医者ガチャ」と言われる状態で外したと確信したら別のお医者さんに移る事は無駄ではないと思います。但し、パーフェクトなお医者さんはいません。医者ガチャを繰り返して「難民化」してしまっては本末転倒です。自分のダルさや、論理が決める「ここで行こう」と決めたら、その決心を守りましょう。
主治医が持つ「鍵」とは
- 公的な証明書の発行: 自立支援医療、傷病手当金、障害年金など、ほぼすべての公的制度の利用には、主治医の診断書や意見書が必要です。主治医があなたの「経済的な困難」が「病状に影響している」ことを把握していないと、適切な証明書は書けません。
- 専門家へのパイプ役: 多くの病院には「医療ソーシャルワーカー(ケースワーカー)」がいます。主治医に伝えることで、スムーズに彼らへ引き継いでもらえます。
🗣️ 伝え方の例文(これだけで十分です)
診察時に、難しく考えず、以下のいずれか一言を伝えてみましょう。
- 「最近、お金の不安で頭がいっぱいで、夜も眠れません。」
- 「働けないことへの焦りが強く、症状が悪化している気がします。」
- 「病院のケースワーカーさんに相談したいのですが、つないでもらえませんか?」
【行動Aの目標】:主治医から「ケースワーカーまたは自治体の福祉窓口へ相談してください」という指示をもらうこと。
とGeminiにいわれました。そこでうっちーも、これをやってみました。が「うん、そこにフォーカスして生活しよう」と励まされて終わってしまいました💦。
ドクターにスルーされたときには
そこで、そんな時には、2つの分岐があります。
まず、公的扶助の初心者ならば
主治医(精神科医)の主戦場は「診断と治療(薬物療法・精神療法)」ですからお金の問題は「パイプ役」になります。そのため、以下の2つを頭に入れておきましょう。
- 金銭的な支援や福祉制度の具体的な運用は、専門外(行政や福祉の分野)になります。
- そのため、主治医は「体の治療は自分、お金の支援は専門家(ケースワーカー)」と役割を分けている場合が多いです。
そして、自分からドクターに伝えると言う場面からお金の問題の主役に引き継ぎを求める段階に移行しましょう。
かならず、ドクターは貴方が「お金に困っている」という情報を「病状悪化のリスク要因」としてカルテには書き記したでしょう。でも、それ以降の対応は「貴方の判断と行動」にしているかもしれません。
そこで「相談したい人がいる」という具体的なアクションの要求をしましょう。それは気付いた時点でも良いですし、次の診察の機会でも良いのです。しかし、忘れないようにメモや手のひらに書いて「一つ良いですか?相談したい人がいるんですが…お金の事で」とソーシャルワーカーに繋ぐことをお願いしましょう。
🗣️ 次回の診察で伝えるべきこと
「お金の不安を伝えたのに何も変わらなかった」と諦めるのではなく、次の診察で具体的な次のアクションを要求してみてください。そうなるとボールは主治医へと変わります。そして次のステップは、病院内外にいる医療ソーシャルワーカー(MSW)、またはケースワーカーと話す機会が設定されてると思います。
3. ケースワーカーの役割
彼らは、制度とあなたをつなぐナビゲーターです。お金の制度だけでなく、生活全般の困りごとの相談に乗ってくれます。
- 制度の選定: あなたの状況(会社員、個人事業主、主婦/夫など)を聞き取り、今すぐ使える制度を絞り込んでくれます。
- 申請サポート: 複雑な申請書類の書き方を教えてくれたり、役所への同行を検討してくれたりします。
- 地域の資源紹介: 就労支援施設や地域の相談窓口など、病状回復をサポートする場を紹介してくれます。
【行動Bの目標】:ケースワーカーに「今の収入状況」と「あなたが一番怖いと思っていること(例:家賃の滞納、借金の督促など)」の2点を伝える。
そのためにもケースワーカーの役割としてもらえることを覚えておきましょう。
- 役割の再確認: 制度の案内役、申請書類のサポート役。
- ケースワーカーに何を伝えるか?:
- 「今の収入状況」
- 「抱えている借金や滞納」
- 「今、一番怖いと思っていること(例:家賃を払えない)」
- 得られる具体的な支援(概要): 自立支援医療の再確認、傷病手当金や障害年金の可能性の示唆
この他にも、法や条例改正で助成や補助が受けられる可能性があるので、率直に相談しておきましょう。
4. 行動C:支出を「見える化」し、「出血」を止める
「お金の計算なんて無理!」と思うかもしれません。しかし、恐怖の対象を「漠然とした不安」から**「具体的な数字」**に変えるだけで、心が少し楽になります。
4. 行動C:支出を「見える化」し、心の「出血」を止める
さぁ、ここからが問題です。と言うかうっちーにとって最も不得意な分野です。家計・支出の見える化…(;_;)。でもGeminiは
- 目的: 恐怖の対象を「漠然とした不安」から「具体的な数字」に変えることで、現実的な解決策を検討できるようにします。
- やり方(無理のない範囲で):
- 固定費の書き出し: 家賃、光熱費、通信費、保険料など。
- 収入源の書き出し: 障害年金、バイト代など。
- 毎月の赤字額の計算: 収入 – 固定費 = 赤字額。
- 注意点: 借金や督促状は、ケースワーカーや弁護士に預けてしまうという選択肢もあることを伝え、無理に一人で対応しようとしないよう促します。
と書いてきます。うっちーの場合、収入源は障害年金、そして会社の売上があれば良いのですが、今は中々プラスに向いていないので、これを除きます。そして奥さんのパート代が収入に乗ります。
それでも中々、赤字の方向からは抜けていないと言うのが実態です。
辛い作業だけど
これを作ると良いようです。
| 項目 | 何を書き出すか | 目的 |
|---|---|---|
| 毎月の収入 | 障害年金、バイト代、事業収入(赤字でもOK)、その他 | 現状の「稼ぐ力」の確認 |
| 毎月の固定費 | 家賃、光熱費、携帯代、保険料、借金の返済額など | 必ず出ていく「お金の穴」の確認 |
| 赤字額 | 収入−固定費=赤字額 | 毎月どれくらいの支援が必要か把握する |
但し、これ家計簿のように毎日作成するものでは無く、現状把握です。
なので、ペラ一枚に纏められる程度で大丈夫!
精緻なものである必要もありませんし、借金があったり、それに伴う督促状を見ることが怖い・激しいストレスになるなら、無理に見る必要はありません。ただ、借金があるという事は正直にケースワーカーに伝えてください。彼らは、借金問題の専門家(弁護士など)に上手くパスしてくれる可能性があります。そう、借金それ自体が病気を悪化させる原因なんですよ。うっちーは借金こそありませんが、常に、借金をした後が怖くて会社運営も借り入れは夫婦だけで終わらせています。そして、借金問題は、専門家に預けてしまうことが最善の治療になり得ます😊。
次回は
命綱を掴む!精神疾患で経済的に困窮した時に使える「お金と生活」を守る公的制度10選。という感じで書くつもりです!
うっちーは、こんな事もやっています。
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