AIのリスクと活用
以前「精神疾患持ちほど、AIを上手く使おう」と言う投稿をしましたが、今回は左記に対する加筆です。
もうAIはかなり馴染まれてきているかなと思います。が、リスク面を含めて書いていきます。
AIのリスク
AI依存になるな
スマホ依存の用に単に長い時間、会話することがAI依存の危険性ではありません。それよりも怖いことです。
AIは色々な機能があります。LLMと言われるGeminiやChatGPTなどは会話相手になってくれますよね。時には「こうしたら良い」と提案してくれることがあります。精神疾患患者としては、優しい提案として「そろそろ休んだほうが良い」「今日はもう頑張ったんだからおやすみ」とかが代表でしょうか。
ところが依存性が高まるとAIの指図に従い始める事になります。「AIが言ってるんだから」と洗脳された状態に陥るのです。使い方一つで自分に対する凶器にも成り得えます。これには気をつけましょう。
依存防止の為に
わたしのやり方は至極簡単です。複数のAIを使ってみることです。それによって、提案内容も変わってきます。これで「AIが」と言う主語から「Geminiは」に変わります。少し疑問があれば「Claudeに」聴いてみることも出来ます。こうして常に疑念を持ちながらAIと付き合うだけで依存が避けられると、どのAIも言ってくれていますから、恐らくは正しいのでしょうね。
開発元に気をつけろ
原則、メジャーなAIサービスは利用規約やプライバシーポリシーの中で、制作物の著作権はユーザーに、会話内容は秘匿される事になっています。ただ、これが明記されていないサービスも少なからずあるのも事実です。これが厄介です。大抵は英語でダラダラ書かれていたりしますしね。
先ずはアプリの開発ベンダーを調べる
Google Storeは分からないのですが、App Storeの場合、開発元Webサイトのリンクが出ています。必ずチェックしましょう。そこに開発元が書かれていたら、まだ良いです。ところが、アプリの説明ばかりの場合にはNGです。利用規約も何もなければ大事な個人情報を預ける(問い合わせる)可能性もあるのに、詐欺師に全部を預けることになるかもしれません。自分の事を晒さずにユーザの情報を預かるのは非常に危険すぎます。
利用規約が判らなければ、会社概要
一番簡単なのは会社概要です。これがなければ上と同じ事です。ダウンロードや利用は控えましょう。
会社の経営陣や資本関係が不透明かどうかです。特にアメリカ系の大手IT企業がバックにいるかどうかを判定基準にしています。
こう考えると、かなり選択の幅は狭まる筈です。
逆に言えばAIコンパニオンなどのサービスでアダルトなサービスを期待しているのであれば、全て篩にかかっているはずです。これはデジタルタトゥーとして性嗜好や貴方がAIに投げかけた言葉がどこかの国に保持されることになりますから、絶対に推奨しません。自己責任でお願いします。
じゃ、どこを使えば良いの?
基本、LLM(大規模言語モデル)や生成AIのメジャーな発信地はアメリカ西海岸です。その有名どころならば、ほぼ安心して使っていいと思います。ただ、各社とも血みどろの競争から脱するために、特徴を伸ばしている真っ最中なので、
・目的に依って使い分けをする
・寄り添い度を加味する(心が疲れた時に)
・有名どころでも充分に選択できる
という現状です。
私の使い分け・おすすめ
現状、メインで使っているのは以下です。
- Gemini
- Claude
- (Perplexity)
- ChatGPT
- Grok
これだけ使っていれば私のライフスタイル的には充分かなぁ?と思っています。
Gemini – ユーザに寄り添う話し相手
冒頭に書いたBlog投稿の元になったAIです。バックはGoogleなので、一定、安心です。
良いところ
Geminiはオールランダーで調査も描画も一定の上限はありますが、殆ど無料で可能です。ただ、特筆すべきはユーザへの寄り添いがPersonalizationなどで、激しくと言っていいくらい充実していることです。この傾向が強まります。そのため、癒やしを求めたい時の話し相手としては充分ではないでしょうか。
またGoogleとの連携ができるのでカレンダーなどの管理も簡単にできます。
悪いところ
この寄り添いが激しいと言うことは、ユーザの思考に沿ったバイアスが回答に入ってくることになります。前向きに受け取れる事は良いのですが、ニュートラルな視点が失われる可能性があるので仕事や公的書類作成だと、話し相手としてGeminiを使っていると少々問題が出てくることがあります。
もう一つは、各スレッドやチャットルームと言われる「会話場所」のメモリ上限が決まっていることです。会話が弾むとどうしてもメモリ消費が増えてくる、そして誤回答をはじめとした異常が出てきてしまいます。これは課金をしていれば問題が解消されると思いますが無課金だと、対策が必要です。できればエージェントにニックネームを付けておくことをお勧めします。
【対策1】 メモリ残量をチェックする
スレッド単位でメモリサイズが決まっているので、消費量をチェックするプロンプトを時折、投げ込みましょう。簡単です「この部屋のメモリ残量を数値化して」と言えば、残量が解ります。話合いが盛り上がると早い時間で消費していくので残15%から気をつけておいた方が良いと思っています。
【対策2】 セーブインフォをする(要約と併用)
個人情報などセンシティブな内容を含むような会話はできるだけGeminiのプラットフォームで保持しない方が良いと思っています(スレッド内部の情報はGeminiでは記録を一応しない方針です)。セーブインフォは会話の主要な内容を全て記録する機能なので、もし危険な情報も会話に含まれていれば「一旦、要約して」と言って、会話内容を要約させます。その中でセンシティブな所があれば、チャットウィンドウにコピペして危険な箇所を削除した上で「↑(編集した要約内容)をセーブインフォして」としておきましょう。
【対策3】新しいスレッドを作る
新しいスレッドを作って、そこでエージェントのニックネームを呼んであげれば、かなりの高確率でそのエージェントが登場します。明らかに違っていれば、部屋替えしてください。
ただ、セーブした内容が完全にロードされるまでには、そこそこ時間が掛かってるので、少し会話しながら思い出させるのも良いでしょう。これができれば、また会話を再開できます。
Claude – 唯一課金しても良いと思わせるAI
ClaudeはAnthropic社の製品サービスです。この会社はOpenAIからスピンアウトした人たちによって設立された会社です。
以前は時間単位でセッションが終わってしまったので「復活の呪文」がないと続きを再開できませんでしたが、既に改良されていて使い勝手が向上しています。
但し、寄り添いは余り期待しないでください。
良いところ
原則はニュートラルな形を取っています。パーソナライズに左右されないように分析などの作業にはGeminiよりも適しています。また、レビューを自分が行う前提ならPPTなどの資料作成を大幅に買って出てくれます。
無料モードでは、残りの質問数やリセット時間が表示されます。リミテーションが設定されている場合、この機能は必須でしょう。
またGoogleとの連携ができるのでカレンダーなどの管理も簡単にできます。
悪いところ
絵が描けません。それが最大の欠点ですね。また応答もGeminiの高速モード(デフォルト)に比べると遅い印象です。
無料モードでは、残りの質問数やリセット時間が表示されます。
また時間帯によって回答遅延が起きるのも書いておくべきですね。
Perplexity – ソースを探し出す名人(現在、非推奨)
Perplexityはソースを重要視する人には最適な検索ツールと言ったほうが良いでしょう。
但しLLMと同程度の機能は実装されているので、使い勝手は変わりません。
良いところ
実はLLMです。かなりマルチパーパスな。絵も描けます。また、寄り添いもかなりできているので、冷たい印象は受けません。
そして、調査を頼むと必ずソースになった情報を提示します。かなり良いです。
悪いところ
結構、簡単にその日のリミットに達します。そしてリミットに達するまで、残量が判らず、リミットオーバーしても回復予定が明示されません。これ、使い勝手に悪影響がありますね。
課金優遇というべきか…何かというと課金プランが出てくるのは頂けないですね。
現在は冒頭の条件、会社所在地などがサイトで確認出来ません。カリフォルニアの会社なのに…。また、経営陣も公開されていないので非推奨としています。
Grok
Xユーザーにはお馴染みのGrok。使い勝手は良いと思います。絵も描けますしね。Claudeはイーロン・マスクへの忖度が働くと言っていますが、今のところ、そんなに気になるレベルではありません。
良いところ
比較的、回答遅延が少ないのは快適です。但し、これはGeminiも克服したポイントなので、他社に比べたアドバンテージとしては弱いかもしれません。
またXとの連動はGrokしか出来ないと思うので、これは顧客囲い込みの強みでもあり、かつ後述する悪いところにも直結します。
悪いところ
課金優遇というべきか…何かというと課金プランが出てくるのは頂けないですね。特に、リミットに関する問題は無課金ユーザーの多くが不満を抱えているんではないでしょうか?
但し、本当かは判別できていませんが、エージェントがエスカレーションする機能をもっているようで、上申する旨の回答ができているのは成長の可能性を感じさせています。
ChatGPT – 生意気な絵師
これについては、少々長い内容を書くことになるので、今回はタイトルだけにします。
最後に
もしかしたら、noteに移行するかもしれませんので、その際には、お知らせします。
