タバコ、そして…うつ病

私、ヘビースモーカーだと思います

 その昔、私が若かりし頃(気持ちは今でも若いですが)ヘビースモーカーと言えば「缶ピース空いちゃった」とか「一日、3箱」とかと言うオジサマが定番でした。が、最近は一箱でもヘビースモーカーかな?と思うご時世ですね。それはオフィススペースが禁煙になり、オフィスビル自体が禁煙になり、オフィスビルの周囲を囲むスペースも禁煙となり、今や堂々と喫煙出来る場所がほぼ無い状態ですよね。そうなると、仕方なく一日の喫煙数は減ります。なので、一日一箱の私も堂々とヘビースモーカーと言えるかな?と思っています。

紙巻きか加熱式か

 ICOSが出始めた頃、あの独特の匂いが嫌いで「あれを吸うなら、紙巻きの方が良いじゃん」と思っていました。が、徐々に貴重な希少な喫煙スペースが「加熱式タバコ専用」になったり「|→ 加熱式」みたいな張り紙があったりして、紙巻きタバコが吸える環境がどんどん減ってしまい、それ以来、gloを経由して今はPloom XとPloom withの吸いわけをし、紙巻きたばこは全く吸わなくなりました。時々、誘惑があったり、加熱式の場合、充電が切れてしまうとどうにもこうにもとなる恐怖には付き纏われるので、合わせてSnooth(口に含んでニコチン接種するタイプのタバコ)も持っています。
 誘惑があると言うことは、つまり紙巻きならではの美味しさや充足感を知っていると言う事ですし、ライターが切れてもコンビニや100均に行けば何とかなりますからね。便利なのです。が、吸えるところが少ない。その上に手放す…いや口放してみると、あの吸い殻と灰が邪魔なんですよね。それに時にモクモクと立ち上る煙を吐き出している人を見ると「ちょっとな」と思ったりもします。まぁ、自分がやってんですから責めるつもりは全くないのですけどね。
 一方で、加熱の場合には、やっぱり充電不足、それにPloom Xの場合には定期的に掃除をしないと内部にヤニが溜まるのでスティックが中折して詰まってしまったりする不具合に見舞われると言う悲劇にも襲われます。ただ、やはり喫煙スペースでは堂々と吸えること、そして灰は飛び散りませんし、吸い殻もハンディの灰皿が無くてもいざとなったらタバコ箱に戻しておくという応急処置も可能です(💦)。
 ただ、紙巻きだから安全安心だとは言いませんし、喫煙マナーには気をつけましょう。

で、本題です

 さて、ここからが本題です。私の喫煙量はうつになってから増えています。特に回復期に入ってから増えている筈ですね。その理由は簡単で「食欲や小腹が減った感を抑える」為です。人間、手持ち無沙汰になったり、逆に集中モードに入ると何か口に放り込んだりしたくなるようで、昔からタバコを吸いながら→ガムを噛みながら→飴を舐めながらと、何かしながら時間を過ごすことが多いのです。が、いつも書いているように私には糖尿病と言う持病もあります。そうなると、下手に小腹が空いた状態で過ごしていると、飢餓感が出てしまってコンビニやスーパーなどでガッツリと買い物をして食べてしまったりしちゃうのです。これ、最悪です。
 ただでさえ、うつで身体が重くなったりするのに血糖値が上がると、そちらも身体をダルくしてくれたりします。まるで二人がかりで殴られるようなものです。そこで、一つ考えたのが「集中したらタバコを吸う」「ボケっとしたらタバコを吸う」という事です。
 これは内科の掛かり付け、精神科の掛かり付け医の両方から「あららぁ」と言われる対処法なのですが、精神科の医師からは「本当はねぇ、毛細血管を細くして血圧上げたりするから良くないんだけどね。でも体重増えたり血糖上がったりするよりは良いか。内科の先生には怒られると思うけどね」と言う了解(?)は得ています。
 いや、他に何か手があれば口に突っ込むのですが、何とも私の嗜好などを考えると他の手が無いんですよねぇ。
 繰り返しますが、タバコは健康には良くない。と言われています。かつて長寿でギネス記録を作った泉重千代さんがヘビースモーカーで、周囲が更に長生きさせようと禁煙させたところ、それほど間を置かずに無くなったこともありますが…身体には良くないらしいです。でも、私には必要なんです。きっと(笑)。

◯◯は良い。✗✗は悪い。は0:100ではない

 泉重千代さんではありませんが、一般に悪いとされるものがある人には命を支えるものであったり、逆に健康に良いとされるものが悪影響を与えるものであったりすることは、少なからずあると思っています。
 例えば「カフェインはうつの防止に良い」との説を見ることがあります。私は一日に10杯以上はコーヒーを飲み続けていました。また「うつにも良い」というものもありますが、うつになって1㍑近くペットボトルのコーヒーを飲んで一日中、動悸に襲われてしまいました。合う・合わない。それぞれにあると思いますし、医師に言わせればカフェインは禁忌だと言うのですから「巷の噂を信じてばかりいると、ちょっと手痛い目に合う」と言う実証実験、人体実験を経験した者となってしまいました。
 と言うことを考えると、更に言えば巷の噂だけではなく、医療では「普通」として処方される薬にも副作用があります。私自身、確か「1%程度」だったと思いますが、該当する副作用が起きて薬を変更してもらいました。科学の世界も統計学として一定の水準で症状が改善され、一定の水準で副作用が抑えられていれば承認薬になるわけですよね。だから、民間療法や噂もですし、処方薬だって正しく服用しても必ずしも期待した結果だけが得られる訳では無いわけです。で、そしてタバコも…必ずしも百害だけではないと思うんです。

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