自分に許可する
引き寄せの法則のような本や動画を見ていると「自分に◯◯を許可します」と語られる事が少なくありません。私、この言い方に違和感がありました。「えっ?なんで許可しなきゃいけないの?」「許可なんて、要るの?」と思ってたんですよねぇ。でも、最近、なんとなく判った気がしたので、私なりの解釈を書いてみます。
「許可する」は自分への明示
「◯◯する事を許可します」。この言い方、引き寄せの法則関連の瞑想やアファメーションを始めた頃、意味が解らず、「自己暗示」の為の方法かな?と理解していました。これ、ちょっと違うみたいです。「暗示」ではなく「明示」、メタファーではなくハッキリと自分に許可してあげるんですね。「リラックスすることを許可します」「力を抜くことを許可します」も、その言葉の通り自分で「意識をして」リラックスしたり、力を抜くようにするんですね。この「意識する」が大事だと思います。
「許可」しないと
「許可をしてください」と言われた時に許可をしなければ、どうなるんでしょう?許可をしない方法にも幾つかパターンがあると思います。
1. 拒絶する
2. 聞き流す
3. なんとなく解らずに過ごす
という感じですかね?
1の拒絶するは、そもそも、無いでしょうね?😁。書いてて思いました。多少なりアファメーションや引き寄せの法則に興味があってやっているんでしょうから、懐疑的に聴く人だけがやることでしょうし、そこに向けて何かを書いても生産性はなさそうだし…。まぁ、放置しておきましょうか😁。
2.は、私が瞑想を始めて、しばらく経ったところからやっていた許可しないパターンです。許可しないと言うより、積極的に許可する!なんて言うことが解らず、ただ、その言葉を受け入れるだけ。これだと、多分、自分の意識(潜在意識)の中にある「ブロック」が外れず、上っ面を舐めたような感じで過ごしてしまうように思います。
3.は、瞑想を始めた頃の私です。「許可します」と言われると「えっ?誰に?どうやって?」と思ってしまって戸惑うばかり、まだ「リラックス」だとかなら肩の力を抜いたりすることで対応できるのですが「宇宙とつながることを許可します」なんて言われても…「????」で終わり。どうしようも無いんですよね😁。
実際、誘導瞑想やアファメーションで「許可します」と言うフレーズを聴いて、その通りにできなくても、なんとなく時間は過ぎますし、全体としてスッキリした気分は味わえるものです。ただ、「許可します」が判ると、もう少し「ワクワク感」が出てくる。そんな気がしています。
許可する相手は?
許可する相手は、自分です。引き寄せの法則でよく言われる「潜在意識」に対して行うのだと思いますが、誘導瞑想などでは、潜在意識と顕在意識とを合わせているように思います。そして、様々な事、願望や受け入れるべきこと(例えば時間を使うことなど)を許可していきます。
許可と言うより「そうするのだ」と言い聞かせるほうが近いのかもしれませんね。そうすることで、
自分が幸せになって良いこと→自分を幸せにしよう
自分が金持ちになって良い→金を受け取ることの抵抗感をなくそう
自分を好きになって良い→自分を大切にしよう
と言う筋書きが見えてきます。そして、その結果として「自分がより良くなることで周囲の人にも好影響が与えられる」と思えれば良いんじゃないでしょうか?
利己主義との違い
大抵、引き寄せの法則やアファメーションでは「他人を変化させることは出来ない」と、そして「自分が豊かになることを目指す」ように言われます。これだけを見るとまるで利己主義と思えてきますが、前段でも書いた通り、自分が良くなること(例えば物質的に豊かになること)ができれば、周囲の人にも良いことが出来るはずですよね。「お金目的」と言うと悪い事のように思えるかも知れませんが、あるお坊さんは「お金は目に見えるエネルギー」と言う言い方をしていました。その通りだと思います。だから、エネルギーが豊富になれば、それを分け与える事もできますし、自己消化する人も出るでしょう。
少なくとも、私が鬱になって以来、「独り占め」のガメつい業界(😁)から足を洗い、叶願と言う会社を立ち上げたもの物をつくる人が日本の根幹だと思い、また、神社仏閣が日本の歴史を現すものと思ったので、それを大切にできるビジネスモデルを考えたものです。
売上の一部は、お世話になっているお寺に浄財として使っていただいていますし、そのご浄財にはお客様の思いが載せられると考えました。また、ものづくりをする人たちにも、通常なら、値引き交渉するものでしょうが、全くしたことがありません😁。熱心に作って頂くために、必要な額であれば、予算が合う限り言い値で買っています。熱心とは、作った作品に使う人への思いを込める心だと思っています。
だから、私が考える「引き寄せの法則」は日本の歴史と、ものづくりの文化に寄与できるようにと考えている。そんな無謀に大きな思いで続けています。
今日も最後までお読み頂きありがとうございます。MADE IN JAPANは立派なブランドです。だから、伝統に裏打ちされていてもいなくても、ものを作る人を大切にしたいと思っています。