ストレスはマネージメントできるのか?

うつ病になって判るストレスの強さ

便秘、蕁麻疹、まぶたの痙攣。激鬱に陥る前に現れる事のある症状です。どれもメンタルクリニックに行く症状には思えないでしょうが、実際にストレスと強く関連して起きることが多いのです。

しかし、健常だとこれは「一時的なものでしょ」「このプロジェクトが終われば解放されるから大丈夫」と思って見過ごすことが多いでしょう。
ところが、ストレスが積み重なってくると、どうしても「解放」される事が無くなってきます。少しの事でいらついたり、管理業務から見て悪い傾向が目に入ってくるとメンバーを指導すべきか、他のメンバーにシワを寄せるか。など、常に考えようと考えます。が、ストレス管理はおざなりになって、リソースを増やすか、それともお客様と折衝するかを結論付けなければ成りませんんj

ストレスマネージメントサイトを見てみた

ストレスマネージメントを「無駄」という気は毛頭ない事をまず書かせて頂きます。

これらのサイトでは「ストレッサー」つまり、ストレスの原因から離れる努力を行うことを推奨しています。これが現実に可能な人は、本当にそうしてください。上司に仕事量や担当替えなどを相談したり、場合によっては転職も視野に入れても良いでしょう。
ただ、私に置き換えると「どれも無理」と言うのが実情でした。今となっては「うつになるくらいなら」とも思える部分もありますが、特にやり甲斐詐欺の場合、上手く行けば将来の不安も消えますし、何より自分が経験してきた知識でお客様の課題解決が行える!と言う喜びが先にあります。そんな「やり甲斐」を悪用して人事にバレないように過重労働が押し付けられ、自分以外がお客様やベンダーとネゴやコミュニケーションを出来る人がいない状況でストレッサーから逃げることが出来なかったのです。

精神障害を取るか、リスクの高い評価を取るか

これはやり甲斐詐欺だけではなく、サラリーマン生活をしていれば起こりうることです。自分が「鬱かもしれない」「ストレス過多かもしれない」と思った時に、精神科や心療内科に行くか、それとも我慢して乗り切った先にあるかも知れないオアシスを目指すか。この選択は、自分自身にしかできません。奥さんやパートナー、友人や同僚が様々なアドバイスをしたとしても決断は自分がするものですよね。
もしかしたら「少しだけ有給を取って、眠剤を飲んでリラックスしましょう」程度の診断が精神科や心療内科で出るかも知れません。それで救われるかも知れません。
診察は受けず、頑張った先にはオアシスは無いかも知れません。そして結果として発症してしまうかも知れません。
ただ、早めに各種のストレスチェックサイトでチェックする事をおすすめします。これは、厚労省の「五分でできる職場のストレスチェック」と言うサイトで、うつと診断される前を思い起こしてチェックした結果です。

上司や同僚が仕事量を減らしてくれる状況にない、あるいは、そうすることでオアシスに行く夢を諦めなければならない。と言うなら、このような結果になったら即、病院に行きましょう。

もしオアシスがあっても…

今、自分で会社をやっています。その観点で言えば、もし苦労を乗り越えオアシスを見つけられたとしても、オアシスの甘露を飲む気力体力が残っていたかはとても疑問です。
それならば、できるだけ早めに過重な労働環境から手を引いて、治療に重きを置いたほうが長い人生のクオリティを高く出来ると考えています。私の場合、職場も上司もSOSに対して全くアテになりませんでした。人事も発症してからしか動く会社ではありませんでした。もちろん社を上げてストレスチェックはしていましたが、忙しい人間ほど引っかからないように低め低めのスコアを狙ってしまいがちです。でも、それは間違いです。もし、運良くうつなどの精神疾患と認知されずに定年を迎えたとしても、貴方は知らぬ間にイライラが表面に出たり、うっかりミスを犯しているかもしれません。そう、貴方は良くても周りの人に貴方が抜けるよりも大きな迷惑になっているのかもしれないのです。そのバランスを考えて決断をしてみてはいかがでしょうか?

結論

今日も最後までお読み頂きありがとうございます。
先ほども書きましたがストレスマネージメント自体を否定しません。ただ、実情や御本人の意向を考えた時に、現実解に成りえない場合もあると考えています。
そのため、ストレスチェックを活用し「専門家や産業医」と言う語彙が現れたときには、勇気を出して心療内科やメンタルクリニックの受診をお勧めしたいと思っています。
無理せず、自分を大切にしましょう。それが自分のメンタルを過信した結果を味わう一人の意見です。

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