糖尿病とうつ病
うっちーの家系は糖尿病が出やすい因子を持っているようです。父や伯父も糖尿病でした。そして私も。
なので糖尿病とうつ病など精神疾患を併発している方の参考になればと考えて書いてみます。
若い頃から注意はしてたけど
高校時代には、若さもあって年間で30キロ。70キロ後半から40キロ台までダイエットした事があります。方法は徹底した食事管理。
大学時代にはリバウンドしたものの50キロ台を維持。ところが社会人になって一気に太ります。
サラリーマンが合ってなかったのよ(多分)
以前にも書きましたが、長年、咳喘息に悩まされていました。これが初めて出たのが社会人一年目の初冬。収束したのはうつになってメイラックスを飲むようになってから。つまり、ストレスが原因だったと思われるのです。
ストレスは食欲を増進させます。特に2年目から担当したお客様では、バブルの影響もあって深夜残業や徹夜は当たり前。しかし8時までしか外出ができない。となると、とにかく食べておかないとダメだ‼️と言う切迫感とストレスの発散の為にタバコとお菓子が、割り当てられていた狭いルームの拠り所になっていましたし、7:30頃に先輩たちの弁当を買い出しに行くついでに大量の菓子も買う事になっていました。
そして約3年、体重は80キロ台に戻ります。ここで一定、維持していたのですが…。
30代後半で糖尿病の診断
その後、転職をして暫く、定期検診で糖尿病の診断が出ます。ただ、これは境界だったので、何とか慢性化は逃れました。そして、転職。ここでストレスと激務の波に飲まれ、十二指腸潰瘍、尿管結石、胆嚢ポリープなどを発症します。で、最後は糖尿病の再発です。体重は変わらなかったものの、完全にストレスにやられたな。と言うのが、今の所感です。
それでも、自転車などで何とか平常値に戻せたのですが…。
行きたくなかった親会社に転籍
この激務の中でも、まだ自転車に乗ることができたので良かったのでしょう。が、親会社への転籍になってしまいます。ぶっちゃけて言えば、まるっきり今までのキャリアが活かせない会社なので…、崖っぷちです。でも、食べなければならないので、命令として飲むしかありません。そして、案の定、再び糖尿病と診断されます。
糖尿病🟰自堕落な生活の結果ではない
とまぁ、かなり省略はしていますが、糖尿病がストレスと相関関係だと言う例にはなっているかと思います。
そして、咳喘息や十二指腸潰瘍のようにストレスから軽症うつが早い段階で起きていた可能性もあると思っています。ただ、それだけでは済まないのです。
ストレスで糖尿病改善
鬱と診断される少し前、糖尿病の数値が良くなります。会社の重圧とやり甲斐詐欺のお陰で丸っきり食欲がなくなったからです。当時の内科医には「ストレスが酷くて」と言いましたが、彼には数値改善が何よりと思ったのでしょう。あまり響いた様子はありませんでした。
そして、数ヶ月後、明らかな思考の変調があって厚労省の相談窓口に電話。即、受診を勧められ、メンクリへと向かう事になります。当時は、うつ病を寛解させる・職場復帰するが目標でしたし、更に糖尿病悪化の不安もあって、2つの病気と戦うと言う恐怖に支配されていたのですね。
向精神薬と食欲
メンクリで、即「うつ病」と診断され、会社には「抑うつ状態」と診断書が書かれて休職です。処方された薬を飲まなければ、不安で堪らない日々が続きます。が、明らかに食欲が増加。何か食べていないと飢餓感が襲いかかってくる。そんな日々でした。
当然、糖尿病の数値も爆発。内科医は「専門クリニックへ行ってください」と匙を投げられました。一方、メンクリでは交感神経を刺激する薬を相当に減薬する事になります。ストレス・うつ病と糖尿病、そして薬の大切さと怖さを実感した時期でもありました。
転院の効果
その後から現在については、まず内科を転院した効から書きます。糖尿病で関係した内科医は記憶にあるだけで4人。基本、皆さん親切なのですが、糖尿に悪い事、数値の悪い所にフォーカスを当てて説明してくれます。ある意味、叱られているようなものです。が、今の先生は良いところにフォーカスを当ててくれるし、数値が悪化すると、その原因を一緒に考えてくれます。言い方を変えれば、褒めてくれ、そして一緒に考えてくれるのです。そして、もう一つは、薬の飲み忘れが無いように処方してくれています。簡単に言えば朝だけで済むようにしてくれています。これは物凄く助かります。
精神科の処方変更の効果
精神科の薬って、大抵は飲んですぐに効果がでるものじゃ無いですよね。なので、少し時間差を置いてからでしたが、徐々に食欲が減らせるようになりました。鬱に良いと聞けばピーナッツを爆食し、バナナを猿のように食べていたのですが、少しずつ「これは要らない」とスーパーの買い物かごに入れるものが減っていきます。
こうして行くと、簡単に糖尿病も克服できそうですが、実は…これだけでは効果はありませんでしたね。
父が倒れ、母が逝く
一昨年、頑丈が売りの父が脳内出血で倒れ入院。それから一人暮らしになった母の痴呆が急速に進んだ所で急死。
その直前、ディーラーからバッテリーを上げない為に父の車を定期的に動かして欲しいとの話があったので、今も定期的に父の見舞いと実家に風を入れ、クルマを動かす為に泊まりがけで実家に戻るようにしています。
1人でいると、色々やらかす
それまでも、出先でとりあえずの昼飯!と思ってジャンクフードを食べる事が多かったのです。ただ妻が夕飯に気を使ってくれたお陰で、高値安定していました。
しかし、1人の時間が増えると、その回数が増えます。
そしてもう一つ。炭酸水は胃を膨らませるから食欲が減る。と聞いて、それならば!とノンカロリーのコーラ1.5ℓを買い込んで1日で完飲していました。
するとどうでしょう。体重は減るのに、糖尿病の数値が悪化してきます。内科医にコーラの事を話すと「人口甘味料って、諸説あるけど…脳が甘いものが来たと思って、肝臓なんかを動かして血糖を上げやすいの」的な事を仰ったと思います。もちろん、その後は無糖の炭酸水に変えました。笑。
ついでにジャンクフードも減らしてみた
この2ヶ月、ジャンクフードは2回食べたかな?ぐらいです。これ、かなり効いています。以前の内科ではHbA1cが7.0を切る事は全く無かったのに、この2ヶ月は6.9→6.7。順調に下がっています。
ジャンクフードとノンカロリーコーラ以外、特に何も変えていません。
もう一つ
ライスでも麺でも「大盛り」がデフォルトでした。が、昨今の値上がりで大盛りは避け、もし割安な追加メニューが有れば、そっちを頼むようにしています。財布にも体重にも優しいですし、意外なほど、充分に満腹になる事に驚いています。😁
結論として
・うつの処方を受けて体重や血糖値、食欲に異常が出たら精神科医に相談する事
・糖尿病は出来るだけ専門医を
・ノンカロリーだからと言って甘味料の含まれたドリンクはがぶ飲みしない
・ジャンクフードは避ける
です。自制心は必要なところがありますが、怠いのに無理な散歩や運動をする必要もキツい食事制限もいりません。
精神疾患に糖尿病、どちらも節制を余儀なくされる病気です。出来るだけ無理せず楽にいきたいですもんね😊
うっちーは、こんな事もやっています。
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