呪縛を無くす

私が比較的「うつ病LIFE」を楽しんで(?)いられる理由の一つは、呪縛を無くすように考えたから。

という事で、今回のお題にしました。

呪縛を無くす方法1. 「しなければ」を減らす

 人間、生きていると「しなければ」ならないことが沢山あります。仕事を「しなければ」、家事を「しなければ」、片付け「なければ」。数え上げればキリがありませんよね。これが精神疾患やうつ病となれば、服薬・役所の手続き・メンクリの通院などがついて回りますし、トイレや水を飲むことすら辛い「しなければ」要素になってしまいます。
 これを減らす努力と言うか考え方を少し転換させるようにしました。

呪縛を無くす方法2. 「マイペース」で出来ることに集約する

 健常の頃は「前倒しで出来ることは、やってしまえ!」が鉄則のようにされていました。が、これをやっていると困るのが、仕事が集中すること、他の人が2日掛けるところを1日でやってしまうと評価はされます。が、これが常態化すると人の倍で収まらない量の仕事量になるんですね。これは本来、怖いことです。サービス残業?なんて当たり前じゃないですか。でも、そうしないと間に合わない仕事もある訳です。今だって自分の会社ですから、24時間働こうと思えば働けます。土日は、あんまり関係ないです。でも、マイペースです。何故か。眠りたくなったら寝るし、散歩したければ外出するし。誰かに干渉される謂れが無いんですから。笑い。時々、工房さんなどに提案書を作ったりもしていましたが、今は、それもやらないようにしています。一番の理由は当初、国内販売で差別化をするため、意図的にオリジナル製品をお願いしていたのですが、今は、言わば既製品を中心に販売しているからです。オリジナル製品より海外からレアに見える製品を展開することに重きを置けば、良いのかなと商圏を変更する時に考えたわけです。当然、工房さんへのアクセスは量を増やす必要が出てきます。が、一方で、オーバーペースにならないよう。ダブルブッキングが起きないように気をつけるだけで、時間的拘束、他者のペースの早いペースで動くことは減っています。

 サラリーマンなどで、このコントロールは難しいと思います。特に社風に同調圧力の強さがあると、これが出来ない。火のついた開発プロジェクトなんかに配属されると、まぁ、無理ですよね。苦笑。
 私のオススメは、休んじゃう。きっと、マイペースが保てない人の多くは有給を余らせていませんか?残業が規定を上回っていませんか?なら有給を積極的に取りましょう。仮病でも良いし、家族の都合(という旅行やお出かけ)でも良いし。それで遅れたらどうする?と言うのを考えるのはプロジェクトマネージャーの仕事でプロジェクトメンバーの仕事では無いんです。無責任?私は、そんな人、特にプロジェクトマネージャーや上司を山のように見てきました。「なんで◯◯がいないんだ」と休暇をとって大事な会議をすっぽかした上司の代わりに怒られるのは私でした。これは外資でも国内企業でも一緒です。こう言う人ほどメンタルが弱そうで強い。「俺、もう一杯一杯だよ」と毎晩、飲みに行ける余裕があったりする。笑い。

それで良いんじゃないでしょうか?生産性が低いと見られても、健康と休養は大切です。

呪縛を無くす方法3. 「楽しむ」

 しなければ・マイペースに重なる、そして、もしかしたら上書きしている方法がこれです。サラリーマン時代も楽だけど楽しくないお客様より、厳しいけど楽しいお客様と接している方が生産性あるいは、説得力のある提案や問題解決方法を適時に提示できていたと思います。楽しくないお客様や製品では、自分が腹落ちと言うか、どこをセールスポイントに考えるべきなのかに悩んでしまい、提案はすれど刺さらないんですね。これはお客様が胸襟を開いていないこともありますし、元々、提案しようとしている解決策や製品が検討対象になっていないからです。このクラスターにいるお客様は体験的に入口は楽でも、どんどん要求レベルが上がるんです。新たな業界用語だなと思う言葉を使いだして「実装されているの?」とかですね。大体、このお言葉を逆手に取るわけでは無いんですが「現在、仰った事に対して充足できているベンダーは無いはずです。と言うのも、弊社の本社から企画策定に加わっている上位マネージャーに質問しましたが『まだ、議論に入っていない』と言う返事でしたから」となるんです。そうすると、プライドなんでしょうね、「じゃ、どんな他社製品をバンドル(組み込み)しているだ」という無茶苦茶な質問になったりします。これ、日本のベンダーでは答えることもあるようですが、アメリカではご法度です。リエンジニアリングと言って、自社の製品をパクられる危険のある質問とされて、もし私が本社の知人に問い合わせても回答が無いことが多いのです。もちろん、対外的に公開している情報、提携先・協力先・パートナーなどなら、全然OKです。が、製品やサービスとして内部的に使っている他社サービスやソフトウェアは絶対に出しません。これをキチンと話して激昂された事がなんどかありました。これは楽しくないパターンの象徴ですね。
逆に楽しいのは、「日本語じゃない。私達。それをうっちーのところの製品に流したら、正しくハンドリングできる?」などの質問はウエルカムですし、実際に試したりします。サクサクやります。うまく行っても、行かなくても良いんです。特性を把握することが重要ですし、お客様もわきまえていて、もし対応できなければお客様側で対応する提案もできるんですね。

こうして難易度としては同様に見えるような事でも楽しいパターンと辛いパターンがあります。
今の仕事でも同じです。特にオリジナルを作ろうとした時には苦労しました。でも、今は工房さんからもアイデアを貰いながら進める事ができます。そして工房さんは工房さんで、自身が販売する訳です。こういう関係づくりが出来ると、例え足が重い日でも、楽しんで工房さんに伺えます。

お医者さんも同じです。今日は何を聞こうか、何を確認しようか、最近はこれが気になる症状なんだよな。と会話のネタを用意していると、私の掛かり付けのお医者さんは、喜んで答えてくれます。これが嬉しい。診察を受けることが楽しみになっているんですね。

うっちーは、こんな事もやっています。

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