久しぶりの投稿ですが、苛立ち半分で、少しブログの方向性が変わるかも

 お久しぶりです。生きています😁
一年以上、お休みを頂いておりましたのは、一言で現すなら「色々とございまして」が理由となります。

 その一つの理由が母の死去。父が倒れて入院して以後、徐々に痴呆が進んでいたため、こまめに会ったり、電話をしたりしていたのです。その日も、日中に会って帰宅をする途中で何となく母に電話をしたところで「そんなに電話をするなよ」と憎まれ口を叩かれたのが最期の会話となりました。その後、風呂で倒れ亡くなっていました。その間、電話連絡が取れなくなり、嫌な予感がしたので妹と私が実家へと向かいましたが、死に目に会うことはできませんでしたが、それなりに良い死に方、本人が時々言っていた「ピンコロ」、ヘルパーさんや施設のお世話にならずに済んだことで満足しているのでは無いかと思っています。

そして、怒りと苛立ちが

 そしてもう一つが、怒りと苛立ちです。一つの理由は両親に充分なケアができたか、できているかと言う内在的なものですが、もう一つは精神障害者から見た福祉の現状です。


 精神障害と障害の違い

 私は精神障害2級です。上記の事から、父の家財を管理すること、また実家から離れた所にある入院先に行くために泊まり込みで実家との往来が増えました。
 この事から「あ、ETC割引が使えるな」と思い、区役所に電話をすると「精神障害は対象外です」とあっさりとお断りとなりました。実にあっさりです。
 なんで?と思い、幾つかの資料を調べました。が、政治の動きでは浜田聡議員の質問主意書ぐらいしか見つかりません。それに対する政府の回答を切り抜くと

高速道路の料金の割引を実施するか否かについては、一義的には各高速道路株式会社の判断によるものであり、現時点で、各高速道路株式会社において精神障害者に対する高速道路の料金の割引の実施が決まっていないことから、御指摘のような助成を行う予定はない。

となっています。また、各高速道路株式会社も例えばNEXCO東日本では「なぜ精神障がい者を障害者割引の対象としないのですか。」とするページで

現状の対象からさらに精神障がい者へ割引対象を拡大するには、減収により収支に与える影響や本制度のこれまでの経緯、他の公共交通機関における割引の実態等を踏まえつつ、制度の趣旨に該当する精神障がいの程度とそれに伴う移動の困難性を考慮する必要があることから、現時点で精神障がい者の方に直ちに障害者割引を適用することは難しいところですが、 他の有料道路事業者や関係機関と連携して総合的に検討してまいりたいと考えております。

と除外が他の公共交通機関や高速道路株式会社と横並びでの検討となっているようです。そして、最大の理由が「減収による収支」です。
ところが更に調べてみると首都高以外は黒字経営。プール制を採用している以上、その首都高であっても倒産することは無いでしょう。それでも「収支」です。不思議です。
 更に父の車両税が減免になることから障害者手帳を発行してもらうと、精神障害手帳とは異なる様々な公共サービスがあることが分かりました。もっと正確にいうと精神障害1級を除く精神障害については、公共サービスがかなり少ないと言う現実です。
 精神障害だけ何故、脇に置かれるのでしょうか?それが、一番、メンタルに来た苛立ちです。

東京でも過疎化は進んでいる

 実家は東京の多摩地区にあります。多摩丘陵と呼ばれる中でも田舎です。
父をはじめとする一家が引っ越してきた頃は典型的な「新興住宅地」。同年代の子供も多く、小学校もプレハブ校舎が建つくらい、満員御礼な状態でした。
 しかし、今では私達世代は不便な実家を出て、子どもたちが減り、小学校の統廃合も進んでいます。かつてはそんな場所でも商売や飲食店をやる家がありましたが、今では壊滅しています。実家から少し離れると、まるで多摩丘陵の原風景が住宅地を飲み込むように、森に帰るように侵食が進んでいる事を実感します。ただ、変わっていないのは、隣近所は顔見知り、ある意味、空き家とは言え、安心はできる環境だと言うことです。
 が、そんな中で、先日、とある事を知りました…。この続きはなるべく早く、次回の投稿で書こうと思います。

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