楽しく生きる〜うつだって

 色々なサイトや読み物を見ると数ヶ月で治るとも言ううつ病ですが、既に二年半を過ぎ、それでも治らないって事で…悲観は全くしていないという、うっちーです。
 薬を飲むのも好きじゃないし、副作用で食べ過ぎると糖尿に悪いし…パニック発作も経験したし、その恐怖から出来るだけのんびり生活を送るようにしていて…となにかと不便ですが、それでも楽しんでます。

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楽しみ1. 自分の状態を把握する

 健常だった頃の記憶はあるので、それと現状の比較をするのが結構な楽しみになっています。例えば、着替えなんか「前は、もっとパッパとできたよな」とか、何かをしようとする時の面倒臭さ。先日なんかは、ベッドから落ちながら「這い上がるの面倒くせぇ」と思いつつ、身体はフリーズ状態。そのまま寝落ちも悪くないか、なんて思いつつも奥さんに激怒されるのは必至なので、値落ちだけは我慢して、右手をベッドへ、左手をベッドへ…なんて、亀よりのんびりとした動きでつかまり立ちをして、そこからずり落ちた布団をベッドに引っ張り上げて、身体を横たえる。と言う一連の動き…多分、30分はかかってたんじゃないかなぁ😁。
 とにかくフリーズした所から、つかまり立ちを決心するまでの長いこと長いこと。そりゃ大変でした。でも、こんな事、健常だったら経験できないですよね。
 こういう「俺、じいさんか?」みたいな緩慢な動きを自覚すると「今まで焦って動いてたんだよ、キッと」と言い聞かせて、今の自分のマイペースで動くようにしています。これを知ると、ちょっと楽しいです(奥さん、トロくてごめんね)。

楽しみ2. のんびり歩く

 昨日の投稿で共有した写真。多分、健常の頃なら気づきもしなかったでしょうね。しかも湿雪で傘が重くなる経験も体力全体が落ちているからこそ理解出来るわけです。こののんびりとした歩きは、狭い道なら迷惑かも知れませんが、こちとらハートマークも付けた立派な障害者でぃ。と堂々とゆっくり歩くことにしています。まず、走ったりすることは無いです。信号が変わりそうなら、待ちます😁。
 そうすると、意外なものに気づいて、先述のようなシャッターチャンスに気づく訳です。これでもデジイチは持っていて、それなりに彼方此方へ言って写真を撮っていたのですが、そういうときには、目的地にできるだけ急ぎ足で向かって途中の景色をじっくり味わうことなんて無かったんですよねぇ。今から考えると惜しいことをしました😁。今は東京から出ること、下手すれば世田谷から出ることが少ないですからね。そうは言っても、徒歩で行けることは出来るだけ出歩くようにしています。そうすると、ちょっとした変化、季節もあれば商店や家の建て替えなんかにも気づいたりして、そうした些細な事が楽しくなってきたりしますし、時には寂しくなったりもします。

楽しみ3. 人を観察する

 私、元々「人間観察」が好きだったんです。が、今はボランティアの関係もあって年長の方とお話する機会が増えました。健常だったら、会えない人と沢山会って、沢山話をする事は、特に話の谷間や会話が終わった後で「あー、きっとこの人と会えたのは、鬱くんのおかげだな」なんて思ったりもします。自分自身、IT屋としてものづくりの一端には関わっていたものの、発症直前にアサインされたように手伝いで入ったプロジェクトは既に「お客様の使い勝手」よりも「どう間に合わせる?」「辻褄合ってる?」が一大テーマになっていたりするんですよね。
 コンサルテーションとして初期から携わっていると「お客様の使い勝手(ペイン)」が先にあって、時には締め切りをオーバーさせても「議論の余地あり」なんて判定をしていたりしたんですけど…😁。そんな文化は日本では無いんですよね。とにかく「締切」「納品日」そして、交渉もできないのに「品質への影響」を片目に突き進む訳です。これじゃ、ものづくりと言うより「やっつけ仕事」なんですよね。あるいは「趣味」。
 そんな経験をした中で「焼物一筋」「刀剣鍔一筋」なんて職人さんと話たりするのは嬉しいもんです。「あー、そうそう」って共感が作りやすいんです。正直、そんじょそこらのSEさんより、よっぽどプライドも高いし、専門用語も一定は理解できなきゃ会話なんぞ出来ないわけですけど…もの好きだったんですねぇ、何となく言われていることの「真意」が伝わってくるんですよね。それが楽しめるのは、稀有な体験だと思っています。

4. 邪魔されない時間

 ここの所、Xでポストもリプも出来ていない理由は「事務経理仕事」が影響しています。私が最大の苦手とするのが、ここらへんの作業なんです。なんか障害あるのかな?💦。
 おまけに使い慣れていない会計システムを使えという事で、使っているものが…細かな経理業務には良いのでしょうが、私なんかが慣れていた一般的な「接待費だけ」とか「交通費だけ」とかを入力するのが面倒で面倒で…(´;ω;`)。
 それでも、設定も含めて作業を進めていくと「あ、これって起業やんな」なんて実感が湧いてきます。とは言え無給のボランティア。それでも起業家気分を楽しめるもんです。これが並みの会社なら分業して、経理なんかが設定してくれるか、IT屋に設定させればOKな訳です。が、そんなリソースも資金も無いですからね、スクラッチから自分でやっていると言う。ここらへん、多少は簿記もやったし仕訳システムも作った経験が生きている?とは思わないんですけどね。それでも、プラモデルを組み立てるような…SEからコンサルに自称(😁)を変えてから、頭の中で「出来るはず」がマニュアルを読んで「ゲッ」となっても、まぁ、儲かったら入れ替えてやる!なんて思いながら、最適解になり得る別の手立てを考えたり、そのための入力をするのも楽しいものです。
 健常なら、こんな初歩的な事で悩んでいたら「なんだぁ?」、みたいな事になるんですけどね。そんな邪魔が入らず楽しめる環境にいられるのは鬱くんの成果です😁。

おまけの楽しみ. ビジネスネームを使ってみる

 私の本名って、画数が悪いって必ず言われるんですよね。実は、叶願もその読み方の「カナッテイル」も画数は気にしてたんです。更に言えばアルファベット表記のKanattaleも画数は吉です😁。
 そう言う事を考えるとボランティアとは言え画数が悪いのは…と悩んでいたら、「そだ!ビジネスネームを使えば良いじゃん」と気づいたんです。ただ、この思いつきで、色々考えてみました。それこそ、本名の原型を留めないまでに変えてみたり色々と画数判定サイトに突っ込んでみて、それで判定を見て、入れ替えると言う作業をしまくりました。
 で、ある時、ふと「苗字をちょっとだけ替えるか」とやってみると大大吉なんて言うのが出てきたりして😁。青い鳥みたいに、身近に最適解があったようです。因みに作家の浅田次郎さんも売れるまでに何度もペンネームを変えたそうなので、新たなるビジネスネームが更に運を開いてくれることを期待しましょう。なんて。(名刺は今日、届いたし😁)。

今日も、最後までお読み頂きありがとうございます。
 うつを発症した時には「人生詰んだ」と思った私ですが、こういう小さな楽しみを積み重ねて生きてます。どうにかなるし、寧ろ新しい人生だと思って楽しんで生きてるんです。

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