人が人として働ける環境〜創意工夫

 うっちーは、IT屋の頃、本当に色んな業種や業務課題と格闘してきました。その中の一つに「業務プロセス改善」と言うのがあります。そこでは色んなコンペティターがいたり、自社の製品コンセプトがあったりして…。「人が人として働くって」ってなんてことを考えながら仕事をしていました。

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業務プロセス改善は人間をロボットとみなすという考え方

 とある有名コンサルタント会社の方に、こんな事を言われたことがあります。正直、これが「The 正論」として扱われていた時期だったりもして…気持ち悪かったんですよね💦。
 私なんかは現場に張り込んで、それこそパートさんも含めて、どこをどう使いやすくするかを考えるタイプなんで、それを「考える余地を無くせ」とかいわれる…つまりロボットにしろと言われる事に凄い抵抗感がありました。だって、楽しそうに働いているのを否定する事になるじゃないですか。だから、営業なんかだと「へぇへぇ」とコンサルタント屋さんにゴマすりしながら案件をもらってくるんですけどね。私なんかは辟易としてしまうわけです。

何故ロボットとしてみなすのか

 そりゃ、ロボットなら一定時間内に出来る仕事量が決められますから、それを人間に押し付ける訳です。一見、とても経営者には素敵に映る考え方なんですけど、私は血の通わないソリューションが大嫌いだったので、人には好不調の波もあって成立しているんだ!とか思って、出来るだけ、そういう考え方からは距離を取ったりする「工夫」をしてました😁。

人間はロボットより賢い

 実際、現場に入り込んで話をしていると、マニュアルには書かれていない創意工夫が溢れていたりします。「ロボット派」からすれば「それをマニュアルに加筆せよ」ということになります。が、この創意工夫は日々変化をしていたりするんですよね。そして、突発的な問題が起きると、それはそれで柔軟に対応できる。一般にロボット派を「BPR(Business Process Reengineering)」なんて言ってた訳です。ところが、このBPRはアメリカ流の社会なら通用するんですが、日本では結果として定着しなかったように思います。というのも、先程書いたような「創意工夫」が常に起きているからです。
 だから、マニュアルも事細かに書く人もいるのですが、突発事項が多い業務だと粗筋だけ書いて、後は経験を積んで行く方式にしていたりもします。当然、未経験の人にとって突発事項に対する対処策が無いマニュアルでは心細いわけですが、これを先輩従業員がカバーする。という事を繰り返すうちに、徐々に「学習」と言う慣れをしていくわけです。ここは、DLなんぞのAIでもカバー出来ない領域じゃないでしょうか。

人は学習する生き物なんです

 そんな経験をしてきて、そして、現状は全く違う畑でボランティアをしているうっちーから観ていると「人間って学習するもんだよね」と思うんです。まず、自分が楽しめないと学習意欲がわかないですよね。私、この時点で仕事が合っていない疑いを持って良いと思うんです。楽しめる・興味があると、疑問がどんどん湧いてきます。こう出来ないかなぁ、こんな使い方出来ないかぁ。どうやったら、こうなる??なんて生産的な疑問な興味が無ければ出てきません。
 良くつまらない会議で、つまらない質問をされると「その質問になんの意味があるの?」なんて思いません?あの質問のつまらなさは、実際には興味も楽しさも含まれてないからだと思うんですね。だから、シニカルな皮肉屋みたいな印象になる。逆に、考えているひとの質問って、凄く辛いところを突いてこられても楽しいんです。「え、そんな考え方あるの?」とか、自分が更に興味をソソられる事が多いんです。だから、皮肉屋に出くわしたときは「あ、こいつ、出てきたくなかったか、業者いじめが仕事だと思ってるんだなぁ」と思ったもんです。

学習は常にしていますよ

 人間、楽しいと学習は常にしているものだと思います。私なんかは興味が無いと全く頭の中に残らない体質になってしまいました(多分、うつの為に記憶力が低下している)。ですが、楽しいなと思うと、どんどん疑問やアイデアが湧いてきます。もし「私、学習できていない」と思いながら読んでいる方は、うつの症状が重いのか、あるいは気づいていないだけかも知れません。
 確かに急進期なんかだと、学習以前に考えが纏まってきませんから仕方ないんですけど、回復期や安定期になってくると、例えばうつの波が来た時に「なんで?」と思いますよね。それだけでも学習の引き金にはなっているんですよね。ただ、楽しくないから思い出したくなくってしまうし、深掘りしたくなくなりますよね。でも、楽しいことなら「なんで?」がキッカケになって、調べてみたり再現してみたりするもんですよね。そこから創意工夫って生まれると思うんですよ。

創意工夫を認めない仕事って私には耐えられない

 このように、誰でも楽しければ深掘り・学習をするものです。ただ、人によって「考えること自体面倒くさい」と思う人がいます。そんなタイプなら、一定のルーティーンワークをしながら、積み重ねれば良いと思うんです。逆に私みたいにルーティーンワークが出来ない人は、どうするか。
 たいてい、どこかで「アイデアの捻り出し」をしているんじゃないかと思います。ただ、これって辛いのが、以前にも書いたように自分を追い込みだすと、洒落にならない…うつになっちゃうくらい自分の心に負荷を掛けていくことになります。しかも楽しくもない仕事で「いつもみたいにやっちゃって」なんて言われると地獄です😁。
 だから、私は復職を諦めたって訳です。創意工夫が認められない。正直「え、こんな事、やってる意味ってなにさ」って言う皮肉屋の疑問しか出てこない職場は…あれですからね😁

ということで、何となく思ってた事を書いてみました。ボランティアで手伝っている会社ではそんな創意工夫に満ち溢れた手作り品をお届けしています(PR)😁。
今日も最後までお読みいただいて有難うございます。

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