味覚?食の嗜好の変化

急進期で目立った事
急進期は休職をしていて外出頻度が低下していました。「このままでは引きこもりになる」と思い、一日の大半をファミレスで過ごして対応することにしました。最近のファミレスは電源も完備されていますから、外で過ごすには便利な場所です。
それまでもリモートワークが推奨されていた時期でしたから、度々使っていたのですが、その頃は日替わりのランチを始めとして、基本、毎日、違うものを頼んでいたのです。が、徐々に食欲が低下するに従って「ピザだな」と思うことが多くなり、結果として毎日のオーダーがピザで固定される状態になりました。
なぜピザを?
理由は解りません。その頃はメニューを選ぶのすら面倒になっていたこともあるかと思います。が、一方で「ライス」を食べる気がしなかった気がします。そして、それまではピザにはタバスコ、イタリアンの店ならチリオイルをお願いするのが常だったのですが、徐々に刺激の強い味を求めなくなります。時には別のものを頼むのですが「味が濃いな」と思うことが増えてきたのもこの頃です。ピザなら、その感覚がなく丁度いい感じで食べられました。普通「冷めたピザ」と言えば、美味くないものの代表のように言われます。この頃の私は食欲減退がピークになっていて、ピザが冷えることが当たり前でしたが「美味くない」と思うことがありませんでした。これは謎ですし、今でも冷めていても安心して食べられます。
今では?
今はコワーキングスペースを借りているのでファミレスを使う必要が無くなりピザ漬けの毎日ではなくなりましたが、どうやら「小麦粉」嗜好が強くなっているようでハンバーガーを含めパンを食べる事が非常に増えました。時には牛丼を食べる事もありますが、大好きだった天丼だと胸焼けや喉の乾きが止まらず食べなくなりました。
では同じ小麦粉ならパスタは?と言えば、好きだった某カフェのナポリタンが食べられなくなりましたね。これが「味が濃すぎる」と感じるようになってしまいました。それ以来、余り食べた記憶がない状態です。でも、うどんなら大丈夫ですね。ただ、近所にうどん屋がないので、あまり食べる機会がないのですけどね(笑)。
また、元々「肉」が好きだったので、何らかの肉料理を食べたがっていたのに、今はその欲求があまりありません(但し、ベジタリアンになる気はないですけど)。
そして先程のタバスコと同様に、唐辛子の他、醤油も余り欲さないようになったかもしれないです。冷奴も塩を少し掛ければ充分です。良く言えば「素材の味重視」なんですが、そんな拘りはないんです。ただの好みです。
では、元のように色々な物を食べられるようになるか?なりたいか?と言われると、余りそんな気がないです。一つは糖尿病対策に丁度良い「健康的」な状態と言えるかなぁと思うこと。そしてもう一つは食べるもので悩んだり、ネガティブに考える必要はないなと思っていますから。バランスが崩れるような食生活になると問題ですが、幸い奥さんが色々と気遣ってくれていることもあって問題のない範囲で食べていますしね。
ですから、バランスを崩さない範囲なら「食べられるものを食べる」で良いんじゃないでしょうか。